日本で古くから使われている天然素材

私たちの住む日本は南北に長く、海に囲まれ温暖湿潤な気候に属した、世界にも誇れる生物多様性を持った森林大国です。森は全ての命のゆりかごとして、様々な役割を担っています。二酸化炭素を吸収し酸素を供給するばかりでなく、微生物から動植物の食べ物と棲家なども提供してくれます。「魚つき林」という言葉は、健全で多様な森があるからこそ、海が豊かになり水産物の恵みに繋がることを意味します。日本ほど水資源が豊かな国は他にはありませんが、その安全で美味しい水を供給してくれるのも森のおかげです。  

私たちは、森の恵みである樹木や鉱物など様々なものを、建築資材としても利用しています。そんな建材資材に天然素材を使用する家づくりが注目を集めています。その天然素材の中でも代表的な木材をご紹介します。

杉(すぎ)

樹齢4000年を超える縄文杉と言われる屋久杉から、箱根や日光などの厳かにも美しい杉街道。そして、日本の誇る数寄屋建築に杉材は欠かせません。杉は日本全土に生息する日本固有の樹種で、皆さんの身近にある神社、鎮守の森には必ず杉があります。

杉の名の由来として、比較的早くまっすぐに成長する「直ぐ木」が杉になったとも言われています。また、縄文時代から暮らしの中で使われてきた杉は、住宅の建築材以外にも家具や工芸品、桶や樽などの用具や船、そして杉皮は、かつて屋根材としても使われ、その用途は多岐にわたります。    

現代の木の家には欠かせない杉は、梁や柱などの構造材から、内装の床や壁材としても重宝されています。杉の効用はその粘り強さや調湿効果、殺菌力、そしてアロマ効果や体を緩めてリラックスさせてくれる弛緩効果など多岐にわたりますが、それを活かすことのできる知恵、あるいは伐採や乾燥方法・大工の技術で大きく左右されます。    

そして杉の学名は『クリプトメリア ジャポニカ(Cryptomeria japonica)』、隠された日本の財産という意味を持った、日本にしかない一属一種の日本の固有種です。様々な効用を生み出す杉は、財産になるほど重要な樹木と考えられていました。    

Point -杉と発酵食品-

最近は健康の為に、「腸活が大切」「発酵食品が健康や美容に良い」と言われ、味噌や甘酒・塩麹などが注目されています。その発酵食品の元となる「麹菌」は、日本人が生み出した日本にしか存在しない固有の菌と言われ、その麹菌は冷蔵庫などがない時代、杉樽や杉桶、杉の蔵という環境で育ちました。

日本が生み出した唯一無比の杉は、この国の暮らし支え、文化を育んできた奇跡かもしれません。

桧(ひのき)

桧は、その美しい木目と香り、耐久性、そして反りや暴れが少なく仕事のしやすい特性から日本人に大変愛された木材です。細胞のきめが細かく固くて重い桧は、古くから寺院や神社の建築材として利用されており、適切な伐採・乾燥された後の寿命は樹齢の二倍とも言われています。奈良の法隆寺や薬師寺等の塔は1300年を経た今日でも、その姿を堅持しています。一方、堅牢と思われるコンクリートの寿命はおよそ100年と言われます。桧は耐水性に優れ腐りにくいため、シロアリ被害や腐朽菌被害の心配もありません。そのため、土台は桧、柱梁は杉というのが一般的になりつつあります。

また桧のアロマ効果は、日本の木の香り、そして桧風呂としても実証済でしょう。リフレッシュ、あるいは活性化の効果もあるため、子供の勉強部屋は桧、寛ぐリビングやベッドルームは杉という選択肢も良いでしょう。外国産木材にもその良さはありますが、残念ながら輸入の過程で、殺虫や防腐処理が免れません。日本は資源に乏しい国と言われますが、木材は自給率100%が可能な資源です。その風土で育った木材を使うことは、地産地消の恩恵として経済的で健康的、さらに安全面でも多くのメリットがあります。

私たちのまわりには日本の家づくりに最適なものがたくさん溢れています。杉や桧のほかに、「赤松」や「唐松」も住宅建築に活用されています。

私たちは、東京の世田谷や目黒を中心に珪藻土無垢材など、先人の知恵から生まれた自然素材を使った、新築・リフォームを承っております。地域に生きる一員として、地域環境にマッチした安心・安全・快適な循環型の住まいづくりをご提案しております。天然素材を取り入れた新築・リフォームをお考えなら、是非私たちにご相談ください。

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