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お寺はなぜ壊れない 木暮人職人倶楽部:・東大編

 P1020147ss.jpg2012年11月27日 東大研究室で藤田先生からレントゲン撮影の結果を聴く、二橋棟梁と落合さん、伊東大工。

 

 

今から約1年前の3月、木暮人職人倶楽部で東大の藤田香織さんの研究現場の鎌倉の建長寺にお邪魔しました。

関東大震災で壊れなかった建長寺の法堂の謎を解明する研究活動が地道に続けられる中、二橋棟梁、伊東・佐野・平沢の3大工。天竜TSドライの榊原さん、設計の落合さんの協力のもと、数度の打ち合わせを重ね、試験体の製作を行い、2月の末から破壊実験が始まりました。

建長寺の調査から1年、伝統構法の研究は地道に・地道におこなわれています。

1300年前から培われた木の建築技術を解明することは、こういった地道な研究活動の積み重ねなのでしょう。
気の遠くなるような研究活動は、一人の人が一生かかっても結論はでないのかもしれません。

しかしながら、
こういった活動を継続し、次世代に継承することこそ人だけがもつ知恵を未来につなげる大事なことだなぁ。っと感じました。

この活動はこれからも、まだまだ続き、そして次世代につながる活動になるようにと願います。

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1月14日 仕事の合間をぬっては試験体の製作をする、伊東くんと佐野くん。
 

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1月19日 壊すための試験体ですが、天竜・天然乾燥のピカピカの杉に丁寧にカンナをかける平沢君。
この日は東京も雪という寒い日でした。

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2013年2月27日の実験。工場のような地下の実験室に試験体の杉が、集中治療室のようなセンサーを一杯つけられ、何時間も様々な方向から荷重をかけられ、計測を続けます。

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メリメリを音を立てながらも、繊維の強い杉は、荷重を開放すると戻る力がありました。がんばれ杉!!

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実験中にもかかわらず、快く記念撮影に応じていただいた、藤田先生と研究生のみなさま、ありがとうございました!!!

 

 

 

お寺はなぜ壊れない 木暮人職人倶楽部:・建長寺編

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先日、木暮人職人倶楽部で、

木造建築の文化財の構造や耐震性を研究していらっしゃる、

東大の藤田香織さんの研究現場の鎌倉の建長寺にお邪魔してきました。

建長寺法堂は江戸後期に再建されたものだそうですが、

関東大震災で他の建物が倒壊したにも関わらず、このお堂は倒壊をしなかったそうです。

 

今回はこの法堂をファイバースコープやレントゲンを使って、内部構造を解明しようということです。

 先人の足跡を丁寧にひも解くこの作業、気の遠くなるようなことですね。

私たちが今目の前で見ることができる建物は、様々な天災や人災を潜り抜けて生き残った建物たちです。

 

藤田香織さんの言葉が心に残ります。

 

現代と同じように、当時も宮大工とはいえ、材料の選び方の違いや、うまい大工と下手な大工がいたのでしょうね。

 

法隆寺五重の塔も、1300年にわたり最古の木造建築物として残っています。

世界で現存する建築物は木造だそうです。

 

そこにはなにか奇跡や、秘密があるのでしょうか?

 

先人が培ってきた知恵や技術を口伝により引き継いでいる、

袋井の二橋棟梁の言葉は、その奇跡や秘密はある意味、「必然」のようにも思えます。

 

 

適材適所で、責任と誇りをもつ確かな技術と探究心をもつ職人、そしてそれを支える多くの人々の力

によって、ごくごく当たり前のものとして、形づくれたものが、

 

ほんの少しの奇跡。があって今そこに存在するような気がします。

 

職人倶楽部のミッションは、

 

木の力。職人の力。これらを次の世代に引き継がなくてはいけない。とお堂をみるにつけ、感じました。

 

そして、

藤田先生のような方が木の建築のすばらしさを伝えていただくこと、そして忙しい研究現場にお邪魔していろいろ教えていただきましたこと、心より感謝いたします。

 

そして、参加してくれた大工の佐野君が、建長寺の木組みはこんな感じかな~と再現してくれました。
現代の若き棟梁も隅に置けません!
 

 

木組み.png

 

 

玄関ニッチを珪藻土で

 

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 ご両親から受け継いだお住まいを大切にするお施主さまの改修のご紹介です。
 

筋交いとスィッチの間の小さな空間を利用して、玄関の壁にニッチを作りました。

いつもお願いしている珪藻土の職人のゆきちゃんと、藤元くんが今回も、すばらしい仕事をしてくれました。
小さな空間ですが、無垢の杉のカウンターと、お客さまと相談しながら決めた珪藻土のメリハリのある文様が、さりげなくも存在感のある場所になりました。
 

お客さまをお迎えする素敵な空間として、これから活躍してくれますように!


 

 

ニッチ縦.jpg

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