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お寺はなぜ壊れない 木暮人職人倶楽部:・東大実験その2

 

 

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昨年の3月から始まった、関東大震災で壊れなった建長寺の法堂の研究。
今回は試験体が壊れる限界までの実験を見学させていただきました。

6時間を超え負荷をかけて行く中で、実験データをみる先生が「なにこれ!」
と驚かれていらっしゃいました。、

それは一部が壊れても、また復元を繰り返しているという事でした。

かつての人工乾燥であるに違いない試験体がぽっきり折れてしまうのとは、様子が違うようでした。

試験体は天竜の天然乾燥の杉材です。

ここで安易に天然乾燥材や杉材の優位性を結論づけることは出来ませんが、何時間も試験体を見つめる
中で、メリメリと音を立てて一部が割れながら、靱のようなしなやかさで、もとに戻ろうとする杉。

油分が残っている繊維質の杉材ならでは粘り。を目の当たりにしました。

見学をしている人から、「これって日本人だよね。」という声も聞こえました。

試験体の製作は、職人の仕事です。

丁寧に手入れされた道具「のみ」や「げんのう」を使い、当たり前の仕事として仕掛けをつくった
大工職人が、そしてその後ろには道具をつくった職人がいます。

 

このことは、目の前にある事実です。

先人の知恵で培われた、職人の知恵、天然由来の無垢の木や伝統構法のすばらしさ。
ということに少しでも多くの方が関心を持っていただければと願います。

下の写真は、向かって右はけやき・左は杉の試験体。
同様の条件での実験ですが、けやきは固定するボルトのところまで、ばっかり割れています。

堅牢な材のけやきは、いったんダメージを受けると割れてしまうようです。 
 

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 東大の藤田先生と研究室のみなさん 実験の見学をさせていただきありがうございます。
そして木暮人 職人倶楽部のみなさんでした。

 

 

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