2011年03月の記事一覧 | 東京・世田谷の工務店|新築・注文住宅やエコリフォームなら【リフォームラボ】

長老を囲む会

「長老を囲む会」第二章第三話 今だから 本当のお味噌をつくろう

2011年3月24日

みなさま

東北の地震から二週間がたとうとしています。

被災地、被災された方々のことは悲しく辛く、原発のニュースに不安が募るばかりです。
私たちも今回の長老を囲む会をどうしようかと悩みました。

いろんな思い、迷いながらも、こんな時だからこそ
みんなの顔をみて、体を動かそう!
未来の為に、私達ができる事を考えよう!
ということになりました。

しかしながら、このような状況では材料の調達や麹作りができるかなどの問題をクリアする必要があり、みなさんへのお知らせもギリギリのタイミングとなりましたが、小川町の仲間たちの協力で、目処を立てる事ができました。

自然の手造り味噌は、醱酵食の代表です。広島の被災者を救ったともいわれる、健康食です。
みんなでワイワイしながら、お味噌をつくりましょう。

また今回地震の影響により、味噌づくりは前回お知らせしましたより子さんに代わり、
霜里農場でリーダー的な存在であった、有井ゆき(アリー)さんが担当していただけます。

第三話「里山で味噌作り体験と餅つき大会」
「長老を囲む会」第二章第三話のお知らせです。

東京近郊の里山をご紹介する第二章、埼玉県小川町の「ふんどし山ちゃん」を長老に迎えて進めてまいりました。
第二話に続き里山体験となります。
今回は国産有機米の手作り麹と、小川町在来種の大豆で仕込む味噌作りを体験、持ち帰りしてす。

先生は、介護施設でお仕事されているアリーさん。若いけれども味噌作りのエキスパートです。

そして、こんな時だからこそ!と小川町の若者が餅つき大会を催してくれます!
美味しくて甘い野菜作りに定評がある、“しおっち”と“あり君”です。
餅つき大会とつきたてお餅のランチ後は、「霜里農場」にお邪魔します。

こちらの金子美登(よしのり)さんはNHKの『プロフェッショナル』に出演された有機農家のパイオニア的存在。
バイオマスやソーラー発電、廃油を使ったディーゼルエンジン車などを使っている、循環型農場にお邪魔してお話を聞きたいと思っています。

地震後の津波による、福島原発の事故。毎日、水、土、空気の汚染の情報が報道され不安感があおられます。

すでに小川町では、放射能汚染された土壌の改善策の研究に、取り組んでいるそうです。

参加のご連絡は、樹木と菜園のあるエコな家
または、良ちゃん(
onjunaluv@gmail.com)
Norico
ny-21@i.softbank.jp までお願い致します。

参加費:5000円(味噌2KGと餅つき大会ランチ、出来たてのお餅を含む)
*2KG以上の味噌をご希望の方は、追加1KGにつき700円別途
*現地までの交通費は各自のご負担になります。
日時:4月9日 10:00~16:00位の予定
集合場所: 農家「有井宅」

◆アクセス
東武東上線/JR八高線・小川町駅 10;00集合
(バス)駅前より小川パークヒルズ行きで約10分。「下里」下車徒歩10分・230円 (バス時刻10;20分、10;41分)
下里バス停から、進行方向に進み、二つ目の信号を右に曲がる。田園地帯を真っすぐ歩いて川口を渡りカーブを過ぎると右に八宮神社があるので、その前から電話下さい。すぐ迎えに行きます。

まだまだ余震も続きます。
交通事情もあるかと思いますので、皆様のご判断と責任で無理の無いようにご参加下さいませ。

被災地の実態 まだまだ物資が足りません

2011年3月23日

 

チルチンびとの工務店の会では、先週以来、ブルーシートや建材や燃料や生活物資を
11トン・4トントラックなどを調達して、西から積み込みながらで被災地に向かいました。
道路や交通許可証の問題などがありましたが,比較的早いタイミングでお届けができました。

行政では対応しきれない、物資の届かない場所が沢山あり、民間の力が大切と思います。

今、私たちが出来ること。

だれでもできること。「節電」・「買占めをしない」こと。
そして、「物資の提供」「ボランティアへの活動資金の協力」などが大切と思います。

現地の様子をメールで頂きましたので、紹介させていただきます。
 

*********

午前中9時に支援物資を積み込み三陸へ出発。
(社員2名と以前NGOで活躍した経験のあるOB施主様も一緒に)
先ほど、8時前に無事三陸の被災地より戻りました。

宮古市の田老町・宮古市・山田町・船越・大槌の5箇所をまわりました。
行政の災害対策本部に行き、状況確認を行いましたが
全く状況を把握しておらず、支援物資の配給バランスがつかめません。
なるほど、メデイアと大分ずれがあるな。と感じました。

物資が届いている所と、そうでないところのギャップが大きいです。
物資は、大きな避難所ばかりに偏っているようです。
仕方ないので被災地を社員と一緒にひたすら声掛けをして歩きました。
小さな災害集落は、断水がまだまだ、続いており食料はほとんど届いていないよ
うでした。。

「全国の皆様の気持ち。涙が出るほどうれしいです。」

「この集落には、まとめ役もいないし水も買いに
いけません。お店も全て流されました。ガソリンもありません。
生活雑貨。本当にうれしいです。しばらく、頑張れそうです」

「ここは、お年寄りばかり。。
このように、小さな部落を回って頂きこうして、ご支援まで。。
うれしいことです。
なんて、言ったらいいか分からないです。こんな年寄りまで
大事にしてもらい感謝です。本当にうれしかったです。」

「涙ばかり出ます。有難いことです。」

沢山の感謝の言葉を頂きました。

全国の皆様のご支援や励ましのお言葉を毎日頂き、
心を動かされ勇気付けられました。
くじけそうになりましたが、何とか
支えて頂きました。11日間本当に
ありがとうございました。

陣頭指揮をとって頂きました山下社長様
工務店の会の皆様 本当にありがとうございました。

そして、被災地を回り改めていろいろなことを感じました。

このままではいけない。

地域の方々と力を合わせ、復興に向けて頑張ってまいりたいと思います。
 

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